震災から1ヶ月。2024.02.01よりオンラインストアを再開しました。

令和6年能登半島地震に関する所感と現状

令和6年能登半島地震と七尾市について

2024年1月1日にマグニチュード7.6の地震が発生し、石川県能登地方で最大震度7を観測しました(令和6年能登半島地震)。その前後も継続的に大きな揺れが続き、震度2以上の余震も130回以上となるなど、予断を許さない状況が続いています。七尾市の死者は5人にのぼり、建物の倒壊、地割れ、土砂崩れなどが発生、道路が寸断され、現在も断水や物資の不足などライフラインにも影響が出ています。(1月4日18時時点)

七尾市内では多くの家屋や店舗が倒壊もしくは傾きなどの被害を受け、3000人以上が避難生活を続けています。

また、七尾駅前のシンボルでもあった時計台「しあわせの時」も被災し、崩壊しました。市内中心部にも多くの地割れ、液状化現象が見られ、さらに1428年築城で約600年間崩れていない七尾城の石垣、七尾市内の歴史的建造物の崩壊や観光名所の自然美が失われました。七尾市だけでなく能登史上最大の危機を迎えたと言っても過言ではありません。

弊社コーヒースタンドがある七尾駅前も震度6強の揺れがあり、店舗が傾き、亀裂が入ったり、照明やグラス、ワインボトルが割れるなどの被害がありました。

2024年1月4日にカフェの臨時営業して感じたこと。

1月4日現在、未だ七尾市内は物流の遅延(停止)、断水が続いている中で、奇跡的に数リットルの飲料水と生活用の井戸水が手に入りました。そこで、本来であれば初売りとして2024年の幕開けとなったであろう1月4日に、被災者へのカフェ提供を行いました。

被災しているお客様とはいえ、我々自身も同じ被災者でありますので、カフェの無料提供は控えることを決断しました。心苦しい気持ちもありますが、最低限の費用は被災者ご自身にもご負担頂く形でホットコーヒーを200円/杯での提供としました。結果としては4時間の営業で15名のお客様が避難所または被災したご自宅からお越しくださいました。

無料だったら、より多くの人にお越し頂いた結果となったのかもしれませんが、15名のお客様とじっくりとお話をしたり、情報交換ができたのは、お互いにとって気分が晴れやかになり良かったと思います。また、いつもと変わらないホットコーヒーに、心が温まったと言われた方もいます。

 

真冬の能登、温かい飲み物のチカラを実感しました。

まだ物流が回復していない状況でコーヒー豆が手に入らないのでしばらく休業となりますが、営業再開時にはホットコーヒーの提供だけは200円/杯で続けていこうと思います。

ホットコーヒーの香りにはストレスを軽減する効果や、カフェインには疲労感を軽減する効果があると言われます。店内はストレスや不眠に効果がある「真正ラベンダー」の香りを拡散しています。現実から少し離れた、ひとときの癒しの時間になればと思います。

こういった緊急時ほど精神状態を正常に保つためにも、エンターテイメントや癒し、美容といった現実を忘れさせてくれる、ある意味必需品ではない「贅沢」な時間や空間が大切になると思います。

店舗復興のためのクラウドファンディングを実施

幸いにも建物の崩壊は免れ、津波被害もなく、七尾市内で最も軽度の被害で済んだと思われる弊店。それでもシャンデリアが割れたり、床が傾いて壁が割れたり、扉が閉まらなかったりと、少なからず影響があります。

そのような状況を受けて、弊店では弊社店舗復旧、および被災地の方々を支援するために店舗復興支援クラウドファンディングを募集することを決定しました。

被災者に向けた支援として、頂いた支援金を元に、洗顔コーナーやスキンケアブースの無料開放、ホットコーヒーの提供などストレス軽減策の実施を行います。また、店舗の整備費用として活用させて頂きます。

今回の地震の被害でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、避難されているみなさまをはじめ、今回の地震で影響を受けられているすべてのみなさまに心よりお見舞いを申し上げます。

皆様のご支援、よろしくお願いいたします。

ABOUT ME
あっさんぷらーじゅ合同会社
代表 金子竜得
1992年生まれ・石川県出身 / フランス・ボルドー留学を機に出逢ったラベンダー農家「ブルーダルジャン」と意気投合し、輸入を決意する。日本販売元として起業し、「ラベンダー農家」と南フランス文化を伝える。 アート・旅行・オーディオ・カメラが趣味。